竹炭は消臭や除湿、ミネラル補給など、様々な効果を持つ近年注目されている素材です。
しかし、竹炭の効果はいつまで続くのか、具体的な期間について知りたいって人も多いかもしれません。
この記事では、竹炭の効果の持続期間について、消臭・除湿・飲料水それぞれの用途別に詳しく解説します。
さらに、竹炭を長持ちさせる方法や交換時期についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
竹炭の効果はいつまで?消臭&除湿&水に入れる
竹炭を使う目的別について解説しますね。
消臭に使う場合
竹炭の消臭効果は、環境によって大きく異なります。
一般的に、約3ヶ月~半年が目安ですが、使用場所やニオイの種類、竹炭の種類によって効果の持続期間が変動するんですね。
ニオイの強い場所や湿度が高い場所では竹炭の吸着能力が早く飽和するため、効果が短くなります。
逆に、ニオイの少ない場所や乾燥した場所では、竹炭の効果が長持ちします。
また、竹炭の種類によっても効果の持続期間は異なります。
炭素繊維状の竹炭は表面積が広く、ニオイ分子を吸着する能力が高いので、粉末状の竹炭よりも効果が長めです。
お風呂に入れる場合
竹炭をお風呂に入れると、温泉のような温浴効果が得られます。
竹炭の遠赤外線効果により、体が芯から温まり、冷え性や疲労回復にもいいですよ。
竹炭をお風呂に入れることによる入浴効果は、約1ヶ月程度。
1ヶ月を過ぎると徐々に弱くなるので、適宜メンテナンスをするか、定期的に新しい竹炭に交換しましょう。
竹炭をお風呂に入れる際には、竹炭袋に入れて使用すると、竹炭の粉が浴槽に舞うのを防ぐことができます。
飲料水に入れる場合
竹炭を飲料水に入れると、カルキ臭や雑味を取り除き、まろやかな口当たりになります。
さらに、竹炭に含まれるミネラルが溶け出すため、ミネラル補給にもなるんですね。
竹炭を飲料水に入れる場合は、炭素繊維状の竹炭がおすすめです。
粉末状の竹炭は水に溶け出す可能性があるので、使用を避けてください。
購入する際には、「飲料用・炊飯用」と書いてあるものを選ぶといいですよ。
竹炭の効果的な使い方としては、1リットルの水に対して50g程度の竹炭を入れるのがおすすめ。
竹炭を水に浸しておくと、数時間で効果が出始めます。
竹炭を水に入れたまま長時間放置すると、竹炭の粉が水に溶け出す可能性があるので、2~3日程度を目安に竹炭を取り出すようにしましょう。
竹炭の消臭目的の使い方
竹炭を消臭目的で使う際の場所別の使い方を解説しますね。
冷蔵庫
冷蔵庫は食べ物のニオイが混ざりやすく、ニオイが気になる場所です。
竹炭を冷蔵庫に入れると、混ざり合った複数のニオイを吸着してくれます。
竹炭の置き場所としては、野菜室や棚の奥などがおすすめです。
ニオイが気になる場合は、竹炭を複数個置くのも効果的。
竹炭の効果を長持ちさせるためには、2~3ヶ月に1回程度天日干しすると良いでしょう。
靴箱
靴箱は靴のニオイがこもりやすい場所です。
竹炭を靴箱に入れることによって、独特なニオイを吸着してくれます。
竹炭の置き場所としては、靴箱の隅などがおすすめ。
靴箱の大きさに合わせて、竹炭の量を調整してください。
竹炭の効果を長持ちさせるためには、1ヶ月に1回程度天日干しすると良いでしょう。
部屋
部屋に竹炭を置くと、消臭だけでなく調湿効果も得られます。
竹炭は湿気の多いときには湿気を吸収し、乾燥しているときには水分を放出するため、一年を通して湿度調整にも貢献してくれます。
竹炭の調湿効果はカビやダニの繁殖の予防にもなります。
また、結露の発生を抑える効果も期待できますよ。
竹炭を置く場所としては、リビングや寝室などがいいでしょう。
その他、ニオイが気になる場所には消臭効果の高い炭素繊維状の竹炭を置くのが効果的です。
竹炭の効果を長持ちさせるためには、2~3ヶ月に1回程度天日干しすると良いでしょう。
トイレ
トイレは、ニオイがこもりやすい場所。
竹炭をトイレに置くことで、嫌な臭いの軽減にもつながります。
竹炭の置き場所としては、可能であればトイレタンクの上などが良いですね。
竹炭の効果を長持ちさせるためには、1ヶ月に1回程度天日干しすると良いでしょう。
竹炭は何度も使える?復活方法は?
竹炭は、定期的に手入れをすることで、何度も使うことができます。
竹炭のメンテナンス方法としては、天日干しと煮沸があります。
天日干しは竹炭を日光に当てて竹炭に付着したニオイや湿気を除去します。
2~3ヶ月に1回程度行うのがおすすめです。
煮沸は竹炭を沸騰したお湯で煮ることで、竹炭の吸着能力を復活させます。
ニオイが気になる場合や、効果が弱くなったと感じた場合に行いましょう。
竹炭を天日干しする際には直射日光を避けて風通しの良い場所に干し、煮沸する際には竹炭が鍋底に焦げ付かないように注意してください。
竹炭の交換時期
竹炭の消臭効果を長く持たせるためには定期的に天日干ししたり、煮沸をして竹炭を活性化することが大切です。
それでも何年も同じものを使い続けることはできません。
竹炭の交換時期は使い方や環境によって異なりますが、一般的には3ヶ月~半年が目安です。(※もっと短い場合&長い場合もあり)
竹炭の交換時期の目安としては、以下の通りです。
- ニオイが気になるようになった
- 効果が弱くなったと感じた
- 竹炭が湿ってきた
- 竹炭にカビが生えた
竹炭を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスを欠かさずに行いましょう。
竹炭は、環境にも優しい素材です。
使い終わった竹炭は庭の土壌改良材として再利用したり、炭素繊維としてリサイクルしたりすることができます。
竹炭を使いこなすことは、快適でエコな生活を送ることにつながります^^
竹炭の効果はいつまで?消臭・除湿や飲料水に使う場合を解説! まとめ
竹炭は消臭や除湿、ミネラル補給など、様々な効果を持つ便利な素材です。
竹炭の効果は使い方や環境によって異なりますが、定期的なメンテナンスをすることで、長持ちさせることができます。
竹炭を効果的に使うためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 用途に合った竹炭を選ぶ
- 定期的に天日干しや煮沸をする
- 置き場所を工夫する
竹炭を上手に活用することで、生活の質がちょっと上がるかも。
ぜひ、竹炭の力を生活に取り入れてみてください。